リハビリ、特に患者様の体を操作する場合、私がグラグラしていると患者様に余計な緊張を与えてしまいます!
最初は私の体が不安定なまま患者様の関節可動域訓練や筋力訓練を行っていました。
今も試行錯誤中ですが、体の左右対象性、自分の軸が意識できるとリハビリ効果が改善してきたように感じます。
今は、私のボデイイメージ改善と左右対象な体と動きをつくるための筋力訓練を中心に出勤前に毎日自分のリハビリをしています!
ここでは、自分の主観を交え成長記録としてブログにします!!
効果があったボディイメージトレーニング
鏡を見て自分の体の左右差を観察しました
観察のポイントはランドマークです
私の静止・運動時の鼻・臍・左右の上前腸骨棘・肩峰・みぞおちなどを鏡の前で観察しました
チェックしたポイントについて解説します
①鼻と臍が垂直である
②左右の骨盤の傾きが対称となる(骨盤中間位保持)
③運動時に体幹側屈や骨盤回旋・前後傾の代償の動きが入らない
④体幹回旋が正しい運動で行われている
そしてなぜ姿勢が左右非対称なのか、なぜ代償が入るのかを考えることが大切だと感じました。
これを意識して練習することで
・自分の正中を感じること
・左右対象で筋肉が働くか
が分かり易いと感じています
左右差をなくす筋トレ!!!
1.体幹トレーニング
私は脊柱の動きが固く、特に胸椎屈曲がうまくできていませんでした
胸椎伸展すると肩甲骨外転保持が難しく肩が挙上しやすかったです
体幹トレーニングを行うことで胸椎屈曲を保持したままで関節可動域訓練ができるようになってきました
また体幹屈曲時や左手での前方リーチで体幹左側屈の代償がありました
筋活動は中枢からおこるので腹筋を最初に筋トレすると三角筋や大臀筋、前鋸筋などが働きやすいと感じます!!
2.中臀筋トレーニング
関節可動域訓練は膝立ち位や立位で行うことが多いと思います。
私は、膝立ちで前方に体重移動すると踏ん張れないで左右に崩れたり、腰が引け不安定でした
このトレーニングをすることで前方に重心を移しても安定してきました
また体幹回旋も安定して行えるようになりました
3.大腿四頭筋・大臀筋トレーニング
関節可動域訓練で正座から膝を伸ばしていくと、腰が引けたまま膝を伸ばすのでハムストリングスが緊張して訓練後は太腿の裏が痛かったです
私の重心もお尻がひけ重心が後ろにさがったり、支持基底面から外れるので力んだり、患者様も体を預けられなくて緊張が増していました
この筋肉を鍛えると膝立位で関節可動域訓練をするときにもお尻が引けないで、膝伸展、股関節伸展ができるようになりました。
私の支持基底面内に重心を置いたまま患者様の体を操作できるようになったので私や患者様の緊張やスパズムも少なくなったと感じます
4.前鋸筋トレーニング
私は左右の前鋸筋がとにかく弱かったです。
肩が挙上してうまく患者様の体を支えることができませんでした
前鋸筋トレーニングを行うと肩甲骨外転をキープしたまま関節可動域訓練ができてきました
患者様の体を優しく支えることができるようになりました
まとめ
これらの筋力訓練を組み合わせると腰椎や骨盤、股関節を動かせるので自分の動きのバリエーションも増えてきました!!
セラピストも自分の体の分離運動ができる、正常な動作が行えるようになるとリハビリがうまくなると考えます