プラス思考な
空振りセラピスト
空振りセラピスト
座位で体幹が抗重力伸展できるようになると食事や更衣動作などの日常生活動作が行いやすくなると考えます
今回は座位での体幹のリハビリについてブログにしました
座位での体幹のリハビリに必要な要素
座位姿勢で体幹リハビリに必要な要素は
・骨盤正中位保持ができる(臀筋群)
・上部体幹が伸展位で保持できる(脊柱起立筋)
・静的姿勢で呼吸がしっかりできている、また四肢を動かしても呼吸が止まらない(インナーユニット)
・骨盤正中位・上部体幹伸展位を保持して四肢の運動ができる(スタビリティ)
ことと考えます
これには抗重力筋(特に大腿四頭筋・臀筋群・インナーユニット・脊柱起立筋)などが持続的に働くこと(遅筋)が重要だと考えます
私が行なっている体幹リハビリの段階付け
段階付けは
①骨盤正中位保持→②体幹伸展保持ができる→③四肢の選択運動ができる
の順に行うと患者様に優しいと感じます
矢状面で骨盤をしっかり起こして保持ができるようにします
体幹伸展が自動運動でできない場合は上肢を机の上に支持して
骨盤を正中保持できる→上部体幹伸展がクローズド(上肢で支持)で保持できる→上部体幹伸展がオープン(上肢の支持を外して)で保持できる
の順番に行うと患者様に優しいリハビリになると考えます
②骨盤正中位保持で股関節屈曲位で保持ができる
股関節屈曲して骨盤が倒れなければインナーマッスルが働いていると考えます
③骨盤正中位を保持して膝関節の選択運動ができるようになる
膝関節の屈伸をしても骨盤正中位の保持が崩れない場合、コアスタビリティが高まっていると考えます
段階付けをすることで患者様に優しいリハビリになると考えます
参考文献
カラー版 カパンジー 機能解剖学 Ⅲ 頸部 体幹 脊椎 原著第6版
A.I.KAPANDJI 著
塩田 悦仁 訳
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