リハビリに効果があった学習方法についてブログにまとめました
リハビリの学習方法

やかんを持ち上げるときの代償動作

プラス思考な
訪問リハビリセラピスト

上肢の代償動作に共同運動パターンがあります

片麻痺などの脳血管疾患で有名ですが、実は僕もこのパターンを使って生活していました!

このパターンについて実体験をもとにブログを書いてみます!!

共同運動とは?

共同運動とは

例えばボールを蹴る時の股関節、膝関節、足関節が一定の動きを示すような運動

病的な共同運動パターン

・脳血管疾患の陽性徴候の一つ

・屈筋共同運動と伸筋共同運動の2種類がある

僕がやかんを持ち上げるとき!!

屈筋共同運動がでていました!!!

・肩甲骨 → 挙上・内転

・肩関節 → 外転・外旋

・肘関節 → 屈曲

・前腕 → 回外

・手関節 → 掌屈

・手指 → 屈曲

特に肩甲骨の挙上・内転、肩関節の外転・外旋の代償が強く出ていました。

生活でのリーチ動作はもちろん、リハビリでのROMexの時にも出現していました!

矯正するために行った筋トレとADL練習

①矯正するための筋トレ

・プランク(腹横筋)

・腕立て(保持)(前鋸筋)

②ADL練習

・リーチ動作(リーチ時に肩を挙上させない、肩外旋・内転させる)

・楽器を吹くときに肩甲骨外転保持を意識する

・やかんにリーチする時や持ち上げるときに代償動作をおこさない

プラス思考な
空振りセラピスト

自分へのリハビリ前後で

僕の内観として、首や肩の凝りが減り、手のひらが力まず物を操作できるようになりました

姿勢の変化としては、肩の挙上がなくなり、顎を引いた状態が楽に保てるようになりました

運動を練習するときにフォームを意識して練習しました!!

フォームをなぜ重要視するのか

 フォームをしっかりと意識することで自分の苦手な筋肉を協調的に働かせることができるので、はじめにフォームを意識することが非常に重要と感じます。

ABOUT ME
プラス思考な訪問リハビリセラピスト
広島県の作業療法士。リハビリと趣味のテナーサックスに没頭中!日々臨床で疑問に思ったこと、学習した内容、克服した方法など発信します!音楽はハッピーなジャズが好き!