訪問リハビリセラピスト
神経心理ピラミッドは対象者の認知機能の全体像がわかりやすいです
強引でこじつけな気もしますが、自分の認知機能を神経心理ピラミッドで評価してみるのも面白いと思いやってみました!!
神経心理ピラミッドとは
・Rusk研究所で脳損傷者の通院プログラムで使用されている
・認知機能を階層的に捉えたもの
・対象者は脳卒中、脳外傷、脳腫瘍などを原因とした前頭葉機能不全があり
認知・遂行機能障害がある方
・7階層に分けている(基礎レベルは4階層、高次レベルは3階層)
❶『覚醒・精神的エネルギー』
・目が覚めていることは頭を使う上での土台
・対象者の場合は、目を開けているのがしんどくて一日中ベッドで
寝ている状態
空振りセラピスト
宿直のあとは寝不足だから何もする気にならないので
寝ていたいと感じます
ピラミッドの上の段階全てができない感じがします!!
❷『抑制・発動性』
大事なことは
『上の階層(自発性・発動性のなさ)は下の階層の影響をうける』
ということです!
・対象者の場合、起きているが頭が働かないので
自発性低下・脱抑制の状態となる
空振りセラピスト
宿直で寝れなかったら、次の日は人と話したり何かやろうとする意欲もなくなります。
とにかく一人でぼーっとして過ごすことが多いです!
自分から何かやろうという気にならないです。
十分な睡眠時間は大切だと感じます!!
❸『注意力と集中力』
・対象者の場合
脱抑制がある場合は注意散漫となる
発動性低下がある場合は注意が続かず集中力が低下する
空振りセラピスト
ただ闇雲に作業するときは注意散漫になるし
自分の興味がないことは集中力が続かないです!
❹『コミュニケーション・情報処理』
・対象者の場合は
注意散漫によって様々なことに気が散って、会話や行動が
支離滅裂となる
集中力低下によって会話や仕事が遅いなどの情報処理が遅くなり
一つのことに時間がかかる
空振りセラピスト
注意散漫な状態で仕事をするとミスが多なります。
会話も一貫性がなく話が飛びやすいです。
集中力がないと情報をまとめることに時間がかかります。
自発性のない他者にさせられた勉強は集中力もないし継続して行うことも難しい気がします!
しかもなかなか結果が出ないです。
認知機能は全部繋がっています!
❺『記憶』
・対象者の場合、コミュニケーションや情報処理の低下によって
覚えることが難しい(記憶力低下)
空振りセラピスト
初めてのジャンルの本を読むときは理解(情報処理)するのが難しいです!!
理解できないと記憶に定着しにくいです・
自分の専門の分野は少し読んだだけで記憶できます!
日常生活でこんな状態だと疲れます。
❻『論理的思考・遂行機能』
・対象者の場合、ワーキングメモリなどの記憶の低下で作業で
ミスが多い、なかなか計画通りに進まない状態となる
空振りセラピスト
記憶があやふや(覚えられない)だとうまくリハビリで評価できず、治療プランが立てられない!!
❼『自己認識』
・対象者の場合、論理的思考力の低下で自分をうまく認識できない
空振りセラピスト
自分の能力をしっかり評価したり、できているところとできていないところを分解してそれぞれアプローチしていかないといけないけれど論理的思考力がないと難しいです
自分へのアプローチ!!
・打開策は早く寝て頭の土台を作ることだと考えます!!
・嫌いと思わず苦手なことにも興味・関心を持ってワクワクした気分で
取り組むことも重要です!!
・注意を持続させるためにこまめに休みをとること!!
・記憶を定着させるために計画を立て一つのことを
じっくり深掘りすることも大切です!!
・認知・遂行機能を改善するためにワーキングメモリーを鍛えること!!
・自分の現状を理解するためにPDCAサイクルをしっかりまわすこと!!
認知機能の土台は大切です!!